おでかけ in 京都・鞍馬
- 学 心響
- 5月24日
- 読了時間: 3分
更新日:5月31日

こんにちは!
フィーロジストの石田ゆみこです。
今回のおでかけでは京都の鞍馬山に行ってきました。
鞍馬天狗で有名な鞍馬山は源義経が幼少期に修行した場所としてご存知の方もいらっしゃると思います。

その鞍馬山の山頂にある鞍馬寺で、毎年行われる「ウエサク祭」に行ってきました!
鞍馬山の山頂というと、どれだけたくさん歩かないとならないのかな?と思われる方もいるかもしれませんが、少しでも参拝しやすくなるように、という意図で、お寺が運営しているケーブルカーがあります。これがなんと、日本一短いケーブルカーだそうです。このケーブルカーに乗っている時間はわずか2分で山頂付近に連れていってくれます。

わたしはこのケーブルカーの中で流れるアナウンスが大好きで、必ずこのアナウンスを聴くようにしています。
ぜひ、皆さんにもそのアナウンスの内容を知っていただきたく、ここに文字起こしを載せたいと思います。
(前略)
この鞍馬山一帯には、昔から受け継がれてきた森があり、そこには草や木や虫や鳥など、様々な生き物たちが互いに助け合い調和を保って生きております。鞍馬山ではこの大自然を天からいただいた宝物として尊び、大切にしています。もちろん私たち人間も大自然の中の一員であり、様々な生き物たちとともに、大きな力によって生かされているわけです。そのことに、ぜひ気づきたいと思います。
そしてこのすべてのものを平等に生かしてくださっている大きな力、宇宙エネルギーであり、宇宙生命である大きな力こそが、鞍馬寺のご本尊であり、尊天と申し上げて尊崇するのです。
この大切な自然は見るだけで、傷つけないように心がけ、また森を汚さないために、使用済みのゴミなどむやみに捨てず、再び活用されるようお持ち帰りにご協力お願いいたします。そして深呼吸をして心身を洗い清め、清々しいお山の活力を十分にお受けください。
毎回、「生かされている」という部分に、確かにそうだなぁ、と思うのです。このアナウンスを聞くと、心身が浄化されたように感じるのは気のせいでしょうか?(笑)

さて、本題の五月満月祭(ウエサク祭)ってなんでしょうか?
五月の満月の夜に鞍馬寺に集まり、自分とすべてのものの「めざめ」と平安を至心に、みな共に祈るのが光と水の聖なる祭典「五月満月祭」である。(鞍馬寺で当日配布のパンフレットより)
毎年5月の満月の夜の19時から儀式(ありがたいお言葉を聴く)が行われ、その最中にろうそくの灯をともします。
儀式の後には地下のお堂でお詣りをして、そのあと満月の光を映した「聖杯」(お水)をひとり一口ずつ紙コップでいただき、飲みます。

この儀式全体が生きとし生けるものの幸せを願う「祈り」となっているのだと思います。
今年も満月が顔を出してくれて、地球上で生きられる喜びを感じました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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