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【あーさー通信】2026年6月号 "ゆっくりゆっくり"






“ゆっくりゆっくり🐢”


こんにちは☀️あーさーです。


 わたしは昨日までの10日間ほど、風邪により寝込んでいました。ごはんを作ったり、洗濯をしたりなど最低限の家事はしつつ、他の時間はほとんど布団の上で眠っていました。

新しい環境での暮らしは、慣れない仕事をしたり、新しい出逢いが多々あったりと楽しさや喜びを感じつつも、それなりにストレスやプレッシャーを抱えていたんだなぁと、今回立ち止まったことで気がつきました。自分自身を労ることを今までよりも大切に、日々を過ごしていこうと思いました。


 寝込んでいる中で本を読みたくもなったので、ミヒャエル・エンデ著者の『モモ』を読みました。

 モモの本の中には「灰色の男たち」が登場し、人間たちに将来の豊かな暮らしのために一分一秒たりとも時間を無駄にしないように唆して、人間から時間を盗みます。人々は自分の仕事をするときに愛情を持って働いたり、仕事そのものに楽しさを常に感じたりしていましたが、灰色の男たちの唆しにより、できるだけ短時間でできるだけたくさんの仕事をすることが何よりも大事だというふうになっていきます。


 そうして、「時間がない」という言葉をよく発しながらせかせか生きる大人やこどもが増え、灰色の男たちもどんどん増えていく世界から時間を取り戻すのがモモの物語です。

 50年以上も前に書かれた物語ですが、なんとなく、でも確かに大きな息苦しさを感じる現代の要因のひとつを的確にあらわしていて、3年ほど前に初めて読んだ時には心の底から驚いたことを思い出します。

 立ち止まってみると当たり前のようなことですが、時間はお金では換算することなど到底できるはずのないとても壮大なものであり、気づきをもって今このときに触れれば、その壮大さに触れられるものなのだと、今回本を読んで改めて気づかされました。


 今働かせてもらっている現場では、私の頭の中は「はやく、正確に!」という声が鳴り響き、自分で自分を追い詰めていたり、周りからそれを求められたりします。

 畑や田んぼの中で仕事をする楽しさや、人と一緒に作業することへの喜びを感じるときもちゃんとありますが、頭の中に灰色の男たちが出現したり、いまの自分の能力以上のスピードをなんとか出そうとすれば楽しさはすぐに消え去ってしまいます。


 農業を通して地に足をつけて生き、生命が大切にされる世界を自分の手の届く範囲からつくっていきたいと思い、そして鶏も飼いたいなぁ🐓と思いながら再スタートした長野での暮らし。

 焦らず、恐れず、いまここにある歓びに気づきながら進んでいきたいなぁと思います。


 今回はなんとなく重ための文章になってしまったなぁと感じております。

こんなときもどうかお許しください🙏


 最後まで読んでくださりありがとうございました☀️

 そして、もしまだ『モモ』を読んだことのない方は、是非一度読んでみてください✨最寄の図書館で借りられると思います。

大大大好きなとってもおすすめな本です📕💛




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