【朗読】67)『アミ3度めの約束』あとがき ≪完≫
- 学 心響
- 4 時間前
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エンリケ・バリオス著の『アミ3度めの約束』の朗読と個人的な感想です。
【文字起こし】
(漢字表記も含め全て原文のままです)
あとがき さくらももこ
この本が出る前に、私は徳間書店の石井さんから連絡をうけ、1巻から3巻の、表紙と本文中のイラストの依頼をいただいた。
大好きな本だったので、喜んでお引き受けした。アミや、ペドゥリートやビンカの絵を描いている時、とても幸せな気持ちだった。
著者のエンリケ・バリオスさんからもお手紙をいただき、私のイラストを喜んで下さっていたので本当にうれしかった。
『アミ 3度めの約束』というタイトルは、石井さんから「何か良いタイトルのアイディアはありますか」ときかれたので、私は「『アミ3度めの約束』っていうのか、『愛はすべてをこえて』、というのがいいんじゃないかと思うんですけど」と提案したところ、このタイトルが選ばれたのだった。私としては、内容的には「愛はすべてをこえて』のほうがズバリだと思っていたのだが、やはりタイトルに、アミと入っていた方がいいよなァと思ったりもした。
石井さんは小タイトルに『愛はすべてをこえて』と入れて下さったので、私はそれもうれしかった。
ペドゥリートとビンカの愛は、はるかな空間を超えて実った。アミの愛は時も空間も超えて私達にふりそそいでいる。
地球が、愛と知恵と勇気にあふれる素晴しい星になりますように。
【完】
【感想】
あとがきを読んで、さくらももこさんがタイトルを提案なさったことを知りました。
「3度めの約束」――なんと希望に満ちた、やさしいタイトルでしょう。そして、さくらももこさんがイラストのご縁より以前から、すでにアミの3部作をご存知だったという事実も、どこか必然のように感じられて、とても嬉しかったです。
毎週ひとつずつ、朗読を公開しながら歩んできた1年と4カ月。振り返ると、その時間の重さを改めて感じます。お聞き苦しい箇所もございましたし、「さかのぼって聴くのが大変で……」というお声もいただいてきました。このブログの構造上、ご不便をおかけしてしまったこと、この場を借りてお詫び申し上げます。それでも最後まで寄り添ってくださった皆さんへ、心からありがとうございました。
アミの3部作を読み終えて、わたしはどうしてもこれらが「真実である世界線」があるような気がしてなりません。ファンタジーでも、つくり話でも、構わないと思っています。
夢を見ることができるから、ひとは生きる力を取り戻せる。
小説や漫画、アニメや映画――そうした「創作」によって人生が変わったという方は、きっとたくさんいらっしゃるはずです。そのくらいの力が「創作」にはあります。だからこそひとは創り続けるのだと思いますし、その出会いに感謝するのだと思います。
アミが示してくれた「愛」を、今いちど思い出すタイミングが来ているのかもしれません。ひとりひとりの内側に、すでにあるものとして。
このブログで「アミ」と出会えた歓びを胸に――さあ、ご一緒に「3度めの約束」へ向かいましょう。



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