エンリケ・バリオス著の『アミ小さな宇宙人』の朗読と個人的な感想です。
【文字起こし】(漢字表記も含め全て原文のままです)
イントロダクション
十歳の子どもにとって、一冊の本を書くことは、けっしてやさしいことではない。
この年ごろはだれも文学についてよく知らないし……また、ほとんど興味ももっていない。でも、ぼくはそれをどうしてもしなければならない。
だって、アミが、もういちど、彼に会いたいなら、彼といっしょに過ごしたあの体験を、一冊の本に書かなければならないと言ったからだ。
でも、たいていのおとなにとって、おそろしいことのほうが、すばらしいことよりも、ずっと信じやすいことだから、ほんのひとにぎりのおとなしかぼくを理解しないだろう、とアミは言った。
また、アミは、ぼくに問題がふりかからないように、つぎのように言うことを忠告してくれた。
これから語るすべてのことは、ぼくのたんなるファンタジーにすぎず、子どものための おとぎ話だと。
彼の言ったとおりにしよう。
そうこれは、まったくのおとぎ話です。
注意(おとなのみにむけた)
読みつづけないように!きっとおもしろくないでしょう。ここに書いてあるのは、すばらしいことばかりだから。
この青く美しい、まるい地球の
未来の後継者であり
また、兄弟間に争いのない
新しい地球の建造者である
すべての国の
さまざまな年齢の
子どもたちに捧げる
【感想】
このイントロダクションからして、もうクスっと笑ってしまいます。
ペドゥリートの子どもらしい素直さとアミの優しさが詰まっています。
これを読んでくださっているあなたは「さまざまな年齢の子どもたち」の一人でしょう❣ まったくのおとぎ話の世界へようこそ!
わたしたちは間違いなく、「この青く美しい、まるい地球」の後継者です。
わたしたちのこの美しい地球を遺すためにも、わたしたち地球人がやり遂げたいことがありますね。
そのヒントがこの『アミ 小さな宇宙人』の物語に詰まっています。
ワクワクしますね!
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