おでかけ in 鹿児島
- 学 心響
- 2025年12月29日
- 読了時間: 5分

こんにちは!
フィーロジストの石田ゆみこです。
今回のおでかけは、鹿児島県に行ってきました。
実は今年の1月にも鹿児島を訪れていて、同じ年の12月にまた足を運ぶことになったのには、ちょっとした理由があります。
今回は、フィーロジストのあーさーこと高木朝香さんが
「ずっと知覧に行ってみたいと思っていました!!」
とリクエストしてくださり、鹿児島の中でも知覧をメインの目的地にしたからです。
20代のあーさーさんが、5〜6年前から特攻平和会館のある知覧に行きたいと思っておられたと伺い、その想いが本当に素晴らしいと感じました。
そして、「これはきっと興味深い旅になるな」と、始まる前からワクワクしていました。
【1日目】
鹿児島空港に降り立って、まず、鹿児島の神社にご挨拶したいと思い、鹿児島神宮を訪れました。
鹿児島神宮は昔で言う大隅国の一宮(いちのみや)です。

主祭神は彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)、豊玉比売命(とよたまひめのみこと)です。
そしてなんと、この鹿児島神宮の御神体は、石體(しゃくたい)神社だというのです。早速、歩いて10分ほどの石體神社に移動しました。この石體神社はとても小さな神社でしたが、神社のお社のすぐ横にある磐座(いわくら)がとても立派でした!

次に訪れたのは鹿児島市内にある「むじゃき 本店」です。しろくまアイスで有名な甘味屋さんです。
「むじゃき」は戦後間もない昭和22年に創業者によって考案されたかき氷で、さっぱりとしたミルク味で、トッピングで顔を作り、それが白熊の顔にみえるところから、「しろくまアイス」と呼ぶようになったそうです。
こちらが約80年たったしろくまアイスです。レーズンの目とチェリーの鼻と、レーズンの口のかわいい白熊が見えましたか?

その後、桜島を見ながら、一路知覧へ向かいました!

知覧のでの宿はあーさーさんが調べてくださった「富屋旅館」です。ここは特攻隊の「おかあさん」と呼ばれる鳥浜トメさんが食堂を開いていたときの建物が現在旅館になっています。トメさんが毎日拝んだ観音様が鎮座する「トメ観音堂」や、当時、特攻隊員の方々が実際に寛いだお部屋もあります。ホタルが帰ってきた食堂の逸話は本や映画になっているので、トメさんのことをご存知の方も多いかもしれません。

現在の旅館の支配人は鳥濱義太(よしたか)さんと言って、トメさんのひ孫にあたる方で、大変丁寧なおもてなしをしてくださいました。
朝食後には、「もしよろしければ、お話ししましょうか?」と言ってくださり、支配人が幼い頃から見ていたの知覧の街や、伝え聞いたトメさんのことなどをたくさん話してくださいました。初めは30分くらい、とのことでしたが、食い入るように聴いていたら、気づいたら2時間もたっていました!💦
そのお話しの中で特に印象的だったのは、トメさんの想いの強さです。
戦時中、軍から罰せられる可能性があったにもかかわらず、特攻隊の方々のお気持ちを察して夜間に食堂を開けて受け入れて差し上げていて、密告により軍に知られて、実際にトメさんご自身が勾留されたこともあったそうです。それでも、トメさんはいろいろな方法を駆使して特攻隊の方々に寄り添い続けました。
また、軍の機密だから一切口外してはならなかった出撃の個人情報を、トメさんは出撃前夜に本人から打ち明けられることも多かったそうです。後日、トメさんはその方のご家族へお手紙を書き、「○月○日、○○さんは知覧から立派に飛び立ちました」と知らせたそうです。軍からの通達では、戦死した日にちまでは伝えられないことを知っていたトメさんは、ご家族が命日を知りたいだろう、と思ってやっていたことだそうです。終戦間際は物資も少なく、ハガキなどもない状況で、紙すら用意することが難しかった時期に、きっと特攻隊の兵士ご本人とご家族を思いやる一心だったのでしょう。
さらにトメさんは終戦後には、日本の国のために命を懸けて守ろうとしてくださった方々を想い、観音さまを設置し、毎日拝みに行っていたそうです。現在、そこには観音堂が建設され、その隣にたくさんの特攻隊の方々の遺書や絶筆が保管されている知覧特攻平和会館が建っています。
ご家族の方々も今でもトメさんの想いを繋ぐように大変なご努力をなさっています。トメさんの遺言で「必ず遺してほしい」と言われた場所を老朽化の修復しながら、知覧を訪れた人たちが当時の特攻隊の方々に想いを馳せることができるような空間を提供し続けてくださっています。
特攻隊の出撃基地は九州に10か所ほどあったそうですが、「特攻隊の基地があった場所といえば知覧」といわれるほどの場所になったのは、トメさんを始め、遺そうと思ってくださった方々の想いがあったからだとわかりました。その想いが本当に有り難く、今、こうして特攻隊の方々への感謝を自分なりに感じられる機会に恵まれて感謝の気持ちでいっぱいでした。
特攻隊の方々がどんな想いで飛び立っていかれたのか。知覧には志願兵が多かったと聞きました。本土決戦をなんとかして阻止するために編み出されたこの作戦。大切な家族を、故郷を、国を守るために命を懸けてくださった方々の尊いご意思を決して忘れることなく、今、生きている私たちはその方々の分まで、懸命に生きたいと思いました。
知覧をあとにして、西に向かって進みました。立ち寄ったのは大汝牟遅(おおなむち)神社です。

境内のあるご神木は樹齢1000年以上の見事な楠でした!

また、すぐ近くに「千本楠」という場所があって、樹齢800年の楠がたくさん出迎えてくれました!

そして、最後に鹿児島に来たら絶対食べないと気が済まないほど大好きになった平田屋さんの「ぢゃんぼ餅」です。

今回の鹿児島へのおでかけは、知覧に長く滞在して、知覧を大いに感じることのできた旅になりました!
最後までお読みくださり、ありがとうございました!



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